ヨーロッパに住んで感じた、音楽が「特別じゃない」ということ

こんにちは。登戸のピアノ教室の塩地です🎹


今日は、以前ヨーロッパに住んでいたときの体験を少しご紹介したいと思います。

🎵 音楽が“日常”にある暮らし

ヨーロッパで暮らしてみて、まず驚いたのは、クラシック音楽が人々の生活に本当に自然に溶け込んでいること。
中でもオーストリアでは、ほとんどの子どもが当たり前のように音楽教室に通っていました。

音楽教室は州立でとても安価に受けられるため、家庭の負担が少なく、誰でも気軽に通えるのです。
しかも、多くの子どもがひとつではなく、ふたつの楽器を学んでいることにも驚きました。

🎹 発表会も、特別じゃない

音楽教室には前期・後期にそれぞれ発表会がありますが、その雰囲気も日本とは少し違っていて印象的でした。

ステージ衣装ではなく、ジーンズにスニーカー姿の子どもたちが登場し、
今できることを、そのまま自然体で披露していました。
それは「特別なハレの舞台」ではなく、
日常の延長線上にある音楽の時間なのです。

🎼 音楽が“特別な人のもの”じゃない社会

オーストリアで感じたのは、音楽が「特別な才能がある人のためのもの」ではなく、
すべての人が日常の中で自然に触れられる文化であるということ。

だからこそ、音楽が苦手になったり、プレッシャーになったりしにくいのかもしれません。
この感覚は、私自身のピアノ指導にも大きな影響を与えています。

日本でも、もっと自由に音楽と出会えるように

ピアノは、がんばることや上達することも大切ですが、
「音楽って楽しい!」「これ好きかも!」という気軽な出会いがあってこそ、長く続けられるもの。

登戸のピアノ教室でも、そんな風に音楽が「特別じゃなく、自然な存在」になれるよう、
ひとりひとりのペースに寄り添ったレッスンをしていきたいと思っています♪

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